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投資に対する心構え「ギャン理論」を解説


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MT4を使われている方なら、メニューバーの「挿入」を開けると、「ギャン」というツールを目にしたことがあると思います。
今回、ギャンが投資に対する心構えとしてまとめた「ギャン理論の価値ある28のルール」とギャン分析について紹介します。

ギャン理論とは?

生涯勝率8割を超える投資家であった「ウイリアム・ギャン」が、彼のトレード経験と相場理論を晩年にまとめたのがギャン理論です。
ギャン理論で有名なのが投資に必要な心構えを記している「価値ある28のルール」です。
これは相場攻略バイブルとして多くのトレーダーの参考にされています。

<価値ある28のルール>
1)1回のトレードは資金額の10%以下=リスクは小さい金額に限定する
2)毎回必ずストップロス設定をする=損失額の設定
3)過剰な売買はしない=資金配分を守る
4)トレーリングストップをおく=最大利益を伸ばす
5)トレンドに逆らわない=順張りに徹する
6)迷ったらトレードしない=休むも相場
7)揉み合い相場は見送る=アクティブな相場のみ取引する
8)1銘柄に全力投資はしない=分散投資でリスク低減
9)指値注文はしない=成行注文のみ
10)充分な理由なく手仕舞いをしない=出せる利益の追求
11)トレードで儲けた資金は別管理=トレード益は出金
12)スキャルピングはしない=トレンドフォローは短期では出来ない
13)ナンピンはしない=下げた価格は下げ続ける
14)焦らず、耐えること=待つのも相場
15)小さな利益&大きな損失を避ける=「損小利大」を守る
16)損切り設定をキャンセルしない=ストップロス設定は変更しない
17)頻繁な売買は避ける=ポジポジ病は避ける
18)空売りも有効に使いこなす=ダウントレンドではショートエントリー
19)値頃感で取引しない=高いから「売り」、安いから「買い」と単純に決めない
20)ピラミッディングも有効に駆使=サポレジを抜けた所で増し玉
21)強いトレンド発生でピラミッディング:=弱いトレンドでは避ける
22)ヘッジの両建てはしない=両建てするなら損切
23)根拠なくポジションの変更はしない=クローズには明確な根拠が必要
24)儲けたあとは取引量を減らす=勝っても投資比率を増やさず、減らす
25)相場の天井・底を推測しない=根拠なく天井・底を決めない「裏切るのが相場」
26)他人の意見に従わない=自身の研究と経験でロジックを作り上げる
27)損失が出た後は取引量を減らせ=負けを取り戻そうと取引量を増やさない
28)間違ったエントリー&決済をしない=トレードルールを厳守

ギャン理論の分析ツール

ギャン理論に基づいたギャン分析の中には、時間と価格に比例関係があることを前提に解析する、「ギャンライン」「ギャンファン」「ギャングリッド」というテクニカル分析ツールがあり、MT4標準で利用できます。
メニューバーの「挿入」⇒「ギャン」⇒「ギャンライン」「ギャンファン」「ギャングリッド」から呼び出すことができます。

それぞれについて細かく見ていきましょう。

ギャンライン

ギャンラインは、トレンドを見つけるためのテクニカル指標です。
トレンドをいち早く見つけるために一つの点から45度でラインを引きます。
ギャンのラインは1単位の時間で価格が1変化することから「ワントゥワン(1×1)」とも呼ばれています。

45度以上の傾斜をもつラインは長期トレンドになります。
ギャンラインの上で価格が推移している場合は強気相場でロングエントリーをします。
ラインを下抜いたときはトレンドの終了になり、決済します。
上記画像の黄色〇位置で割り込んでいます。

ギャンファン

ギャンファンは1×1(45度)を1本引き、それを基に違う角度をつけた複数のラインが引かれます。
ギャンファンもまた1×1(45度)が最も重要なラインとされ、ラインの上に価格があるなら強気相場、ラインの下にある場合は弱気相場として見ます。

ライン 1×8 1×4 1×3 1×2 1×1 2×1 3×1 4×1 8×1
角度 82.5度 75度 71.25度 63.75度 45度 26.25度 18.75度 15度 7.5度

上昇している相場では1×1のラインは強いサポートラインとされ、これをブレイクすると、トレンド転換と判断します。
他のラインはサポートライン・レジスタンスラインの抵抗帯として機能します。

ギャングリッド

ギャングリッドは、1×1 単位の対角線を結んだラインをチャート全体に菱形の網目で表示されます。
指定した点からギャンラインを描き、そのラインをベースに格子を描きます。
格子の幅は標準で17本のローソク足が入る幅となり、価格がこの格子に従って動く傾向が多いとされています。
網目の中を推移するチャートと網目の距離・関係などから、トレンドの強弱を分析したり、売買ポイントを探ったりできるテクニカル指標です。

まとめ

今回は、ギャン理論「価値ある28のルール」と、ギャン理論の分析ツールである「ギャンライン」「ギャンファン」「ギャングリッド」の引き方と使い方を紹介してきました。

ギャン理論は多くのトレーダーが参考にする理論です。
ぜひトレードに取り入れてみてくださいね。

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