そもそもFXとは?

FX(Foreign Exchange)は、異なる通貨を売買してその差額で利益を狙う取引です。たとえば「米ドルを買って、値上がりしたら売る」というイメージです。

株式投資との大きな違いは、レバレッジを使って少額から始められる点と、平日ほぼ24時間取引できる点です。

ただし、利益が出る可能性がある分、損失のリスクもあります。「必ず儲かる」ものではないことは、最初に知っておいてください。

ステップ1: FX会社を選ぶ

FXを始めるには、まずFX会社で口座を開設します。選ぶときのポイントは主に3つです。

  • 最低取引単位──少額から始めたいなら1通貨や1,000通貨対応の会社を選ぶ
  • スプレッド──取引コストの目安。狭いほど有利
  • 使いやすさ──アプリの操作感やサポート体制

「どこがいいかわからない」という方は、複数社の口座を開設して実際に触ってみるのもひとつの方法です。口座開設はすべて無料で、維持費もかかりません。

ステップ2: 口座を開設する

FX会社を決めたら、公式サイトから口座開設を申し込みます。

用意するもの:

  • マイナンバーカード(または通知カード+運転免許証)
  • メールアドレス
  • 銀行口座情報

最近はスマホで本人確認書類を撮影するだけで完了する「オンライン本人確認」が主流です。申し込みから最短当日〜数日で口座が開設されます。

※審査があるため、申込内容によっては開設できない場合もあります。

ステップ3: 入金する

口座が開設されたら、取引資金を入金します。

多くのFX会社では「クイック入金」に対応しており、ネットバンキングからリアルタイムで入金できます。手数料も無料の場合がほとんどです。

最初の入金額の目安:

取引単位必要資金の目安対応例
1通貨約100円〜松井証券FX
1,000通貨約5,000円〜外為どっとコム、みんなのFXなど
10,000通貨約50,000円〜DMM FXなど

無理のない金額から始めることが大切です。「失っても生活に影響しない余裕資金」が基本です。

ステップ4: 最初の注文を出す

入金ができたら、いよいよ最初の取引です。

基本の注文方法

  • 成行注文──今の価格ですぐに売買。最もシンプル
  • 指値注文──「この価格になったら買いたい」と予約する注文
  • 逆指値注文──損切りラインの自動設定に使う

最初は成行注文で最小取引単位から始めるのがおすすめです。まずは「注文を出す→決済する」という一連の流れを体験してみてください。

最初の取引で意識すること

  • いきなり大きな金額を投入しない
  • 必ず損切りラインを決めてから注文する
  • 「練習」のつもりで、小さく始める

ステップ5: 振り返る

取引を終えたら、結果を振り返りましょう。

  • なぜその通貨ペアを選んだのか
  • エントリーのタイミングは適切だったか
  • 損切り・利確のルールは守れたか

勝っても負けても「なぜそうなったか」を考える習慣が、上達への近道です。取引記録をつけておくと、自分のクセや改善点が見えてきます。

始める前に知っておきたい3つのこと

1. レバレッジは低めから

国内FXでは最大25倍のレバレッジをかけられますが、初心者のうちは実質2〜5倍程度に抑えるのが安全です。レバレッジが高いほど、わずかな値動きで大きな損益が出ます。

2. 余裕資金で始める

生活費や近い将来使う予定のあるお金をFXに投入するのは避けましょう。「最悪なくなっても困らない金額」で始めるのが鉄則です。

3. 情報源を複数持つ

SNSやYouTubeの情報だけに頼るのは危険です。FX会社の公式レポートや経済ニュースなど、複数の情報源をチェックする習慣をつけましょう。

まとめ

FXの始め方を5ステップで整理しました。

  1. FX会社を選ぶ
  2. 口座を開設する
  3. 入金する
  4. 最初の注文を出す
  5. 振り返る

大切なのは、小さく始めて、学びながら続けることです。最初から完璧を目指す必要はありません。

「まだ実際のお金を使うのは不安」という方は、デモトレードから始めてみるのもよい選択です。