定期的に起こる株価の大暴落。
プロでも予測しづらい暴落ですが、そんなときこそチャンスと思うことができれば、さらなる利益を手にすることができます。
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私が株を始めたのは、昭和49年末の暴落の後です。
学生時代より、株には興味をもっており、色々勉強していたものの、やはり勇気がなくて、なかなか株式投資にふみ切れませんでした。
しかし、株価が全般的に暴落したとき、今がチャンスだと思いました。
そこで貯金を手に、近所の証券会社の窓口に行ったのです。
大学卒業して、間もないころです。
私の予測は、当たっていました。
そのとき買った株はわずか1年少しで買値の1.5倍にまでもどしていました。
暴落したとき、それまでの株価の半値になっていたのですから、元の値段に戻さなくても、まあ成功です。
それ以来ずっと株をやっています。
おかげで予備校の非常勤講師の薄給でも、家を買うことができました。
なによりも、いつも株の収入があったので、生活に関する考え方は楽でした。
他の先生方は予備校の教師の収入だけでしたので、少し無理をしていたようなところがありますが、私の場合、比較的言いたいことも言いました。
組織の中で自由に話し、動くことができたのも株の収入という安心があったためです。