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過去の中東情勢との違いは?!アメリカとイランの対立の背景と為替への影響

2020年の年明け早々、アメリカとイランの対立が大きなニュースとなりました。
アメリカとイランの緊張は高まるばかりで、軍事衝突が起きてしまうかもという見方も出たほどです。
アメリカとイランの関係はFXのトレーダーにとって、為替相場を混乱させる大きな問題です。
なぜこのような対立が起きてしまっているのか、トレードを行ううえでどのようなポイントに注目しておけばよいのか知っておきましょう。

アメリカとイランの関係

対立の始まり

アメリカとイランは昔から対立関係にありました。

イランは中東に位置する国で石油産業の盛んな国です。
その石油産業の利益を取ろうとしていた過去がアメリカにはあります。
その行為に激怒したイランは1979年にイラン革命を起こします。
アメリカ大使館を占拠し、人質として職員を1年以上拘束させたという事件です。

このような石油産業の問題がアメリカとイランの関係を今日まで悪化させてきた要因です。

一時的に改善された2国間関係とその後

2009年アメリカではオバマ大統領が就任します。
オバマ前大統領は武力に頼らない外交を掲げ、当時イランに課せられていた経済制裁を撤廃しすることでイランとの関係を改善させました。

しかしその後就任したトランプ現大統領によって再び関係悪化します。
オバマ前大統領が撤廃した経済制裁を再開し、再びイランに経済制裁を課すことに決めたのです。

これにより一時的に関係改善されたアメリカ、イラン関係は再び不仲の一途をたどることになりました。

為替への影響

過去の中東情勢からみるドルの傾向

アメリカは1991年に湾岸戦争。2003年にイラク戦争を起こしています。

湾岸戦争のきっかけとなったのは1990年にイラクがクウェートに侵攻した「湾岸危機」です。
これは突然の出来事であったため、大きく米ドルは買われる結果となりました。
急激に上昇した米ドルは、開戦直後にピークを迎えその後は大きく売られ米ドルは急激に下がりました。

イラク戦争のきっかけは2003年のアメリカのイラクへの攻撃でした。
この戦争の開戦は投資家たちの中である程度予想されていた戦争です。
そのため開戦前からドルの買いがじわじわと入り、開戦直後に買われすぎと判断した投資家が利食い損切のため売りに転じて徐々に値が下がっていきました。

2020年1月の相場

では、2020年1月3日の相場を見てみましょう。

(2020年1月3日ドル円チャート15分足)

アメリカとイランの対立のピークとなったのが1月3日。
アメリカ軍の攻撃により革命防衛隊の司令官が死亡するというニュースが世間を騒がせました。
先行き不安の中東情勢によりドルの売りが強くなり、短時間で急激に下落していることが分かります。

過去の事例と今年の対立時の違いとは

過去の中東情勢からみると、有事の際に米ドルが買われている傾向が強いです。
湾岸戦争時もイラク戦争時も、開戦前に米ドルへの強い買いが発生し、開戦をピークとしてその後は下落を続けるという相場の動きになっています。

しかし今回のアメリカとイランの出来事では、米ドルへの売りが強く値を下げる結果となりました。

もともと米ドルは「有事の際の米ドル」と言われ、経済の混乱などがあれば真っ先に買われていた通貨になります。
しかし、昨今のトランプ大統領のツイッターでのつぶやきや、イランへの攻撃など突発的な問題が為替相場を不安定にさせてしまっています。

日本円も安定した安全な通貨と言われているため、このような有事の際には買われる傾向があるため、不安定なドル円と比べて円が買われた結果、ドル円は大きく下がったのでしょう。

まとめ

世界経済を騒がせる大ニュースが起きた時にはテクニカル分析のような過去の統計を見る分析は効果が出にくくなります。
為替は多くの投資家やトレーダーなどの心理から成り立っているので、過去の統計だけでは測れないものです。
今後アメリカ、イラン間で大きな出来事があればファンダメンタルでの分析が有効となります。

投資家の心理や突発的に起きるニュースに注目することが大事です。

ニュースアプリ(FXニュース速報まとめ)なども活用し、いち早く情報をゲットする習慣をつけましょう。

また、有事の際の急落には約定率の高いFX会社を選んでおくことも重要。
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