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円高?円安?通貨による差が顕著だった7月の為替相場


新型コロナウィルスの猛威は収まるどころか、7月に入り感染者数は、一段と増えてしまっている状況です。
新型コロナの影響が顕著だった3月には、為替相場は大きく円高方向に進みましたが、その後、4月・5月と為替相場はだいぶ円安に戻りました。
しかし、6月には円安の勢いがだいぶ薄れ、7月には、一時大きく円高に進む局面もありました。
では7月の為替相場はどういう動きをしたのでしょうか?
7月の米ドル円・ユーロ円・豪ドル円の動きをおさらいしておきましょう。

米ドル円の動き

ドル円は7月のはじめから、概ね106円から107円台のレンジで推移していきました。
しかし、レンジが破られると、円高が進行し 104円台前半へ下落してしまいました。
これは明確な理由があって円高に進んだわけではなく新型コロナに対する警戒感から円高になったと思われます。
その後、行き過ぎた円高を是正する動きが起こり、月末に持ち直し、105.88で7月はフィニッシュしました。

あえて円高の理由をいうなら、円が強いというよりもドルの弱さが原因でした。
特にドルの弱さが目立ったのが対ユーロです。

ユーロは、5月下旬以降、欧州復興基金への期待や米国における新型コロナウイルスの感染再拡大、米国対比での欧州景気に対する安心感等を背景に、ユーロ高ドル安が進行していました。
7月の中旬以降、この傾向が鮮明になり、対円でもドルはドル安になったと考えられます。

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ユーロ円の動き

7月は、欧州復興基金への期待などを背景にユーロ高円安が進行。
7月末にかけて水準を切り上げ、2019年5月1日以来の高水準を一時回復しました。

ユーロ円は、これまで日本とドイツの長期金利差に概ね連動して推移してきましたが、6月からこの連動性がなくなりつつあります。

市場の関心は、日本とドイツの長期金利差から新型コロナの感染状況に移ってきています。
感染の拡大を防ぐことができれば、欧州復興基金等を材料にさらなる上昇が見込めるでしょう。

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豪ドル円の動き

7 月の豪ドル円は一時76円台後半まで上昇しました。
73円台半ばでスタートした後、 新型肺炎のワクチン開発への期待などを材料に22日には一時76 円台後半に上昇しました。
その後、調整が入り反落したものの、75円台を維持して月末を迎えました。
しかし、オーストラリアの大都市である、メルボルンでの新型肺炎感染者数の増加が止まらないことは大きな懸念材料です。

メルボルンでは7月7日から6 週間のロックダウンが実施されているものの、感染者の増加ペースが早く、さらなる延長が必要だという議論が出てきています。
メルボルンはオーストラリアの約4分の1の雇用とGDP を占めていることから、メルボルンの新型コロナの状況はしっかりチェックすべき状況です。

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まとめ

7月は、米ドル円は円高になりましたが、ユーロや豪ドルは、円安になりました。
8月も、引き続きコロナウィルスの感染状況が市場の最大のテーマになるでしょう。

ドル円は、7月は弱かったですが、今後感染状況がさらに広がると、基軸通貨としての有事の時のドルの強さを発揮する可能性は十分にあります。
ユーロや豪ドルは7月は強かったですが、今後大きく下落する可能性も決してゼロではありません。

8月も引き続き注意深く為替相場を見ていきましょう。

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