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ちゃんと知りたい!EU離脱問題と為替相場との関係


新型コロナウィルスが世界中で大流行していますが、その裏では「EU離脱問題」も大きく
取り上げられており、世界各国の為替相場にも多大な影響が出ています。
EU離脱問題とは何なのか?また為替相場との関係は?これを機にしっかりと知っておきましょう。

EU離脱問題

2016年から始まったイギリスのEU離脱問題はBrexit(ブレグジット)と呼ばれていてBritish(イギリス人)とExit(出口)が合わさった造語です。
同年にあったイギリスで行われた国民投票にて離脱支持派が過半数を獲得しEU離脱が決定しました。
しかし、正式に離脱したのは2020年の1月。
実際には3年もの月日がかかりました。

EUとは

EUとはヨーロッパを中心とした27カ国が加盟する政治経済同盟です。
ヨーロッパは2度の世界大戦で多大な被害を受け、それの復興と平和を目的としてできまし
た。
EUに加盟すると

● 加盟国同士の移動ではパスポート不要
● 単一通貨「ユーロ」により経済の安定
● 加盟国同士は貿易に関税がかからない

などのメリットがあります。
また、アメリカや中国といった大国に対抗できるようになります。

EU離脱を望む理由

それではなぜイギリスはメリットの多いEUから離脱したかったのでしょうか?

 EU圏内からの移民問題

EU圏内からの移民で問題となるのはイギリス以外の経済的に豊かではない国からの移民です。
加盟国同士の移動ではパスポートは不必要なので難民の人々は医療費の無料なイギリスに鉄道一本で移住でき、移民として生活します。
イギリス国民からすると移民の人々に自分が納めている税金を使われるのが不満となっています。

 労働者階級の問題

さらに移民してきた人々により企業は安い労働力を手にいれることができるようになりました。
それにより多くの白人労働者の生活が脅かされてきたのも大きな要因です。

漁業権の問題

イギリスは日本と同じく島国です。
イギリスがEUに加盟する際の条件に「イギリスの漁場で他国が漁業を行うことを認める」というものがありました。
このルールから脱却し自由な漁業を取り戻したいという狙いがあります。

離脱が長引いた理由

では、離脱を望む明確な理由がありながら、なぜこれほど離脱が長引いたのでしょうか?

EU側からの圧力

EU発足後は加盟国は増えても、脱退する国は前例がありません。
前例がないのでEU側も手探りで進行していくしかありませんし、イギリス側も自国の都合の良いように交渉を進めようとするため、交渉は難航を極めました。

国境問題

イギリスには宗教の問題が深く根付いており、イギリスの一部の北アイルランドと隣国のアイルランドで宗教の違いから昔から独立を巡って武力衝突が何度も起こっていました。
これがEU加盟により国境の往来が行いやすくなり、問題は緩和していました。
しかし、イギリスがEUを離脱するとアイルランドはEUに残留するので結果的に再度、武力衝突が起きる可能正が高まってしまうことを懸念する声も多くなりました。

EU離脱に伴う為替相場の変動

イギリスのEU離脱問題で各国の為替市場はどの様な影響をうけたのでしょうか?
特に影響が大きかったのが、ポンドとユーロです。

ポンド

英国経済は新型コロナウィルスとEU離脱問題の難航から2016年に入り急落しました。
その後はEUと英国の交渉が中々前に進まずポンドは上昇と下落を繰り返しています。
様々な要因がありますが大企業や優秀な人材の英国離れは進んでおり、今後は英国の被る経済的損失は計り知れないものになる予想がされており、125円付近を下回ってくると数年振りの安値更新になるので要注意となりそうです。

ユーロ

ポンド同様に2016年に入ってからユーロは急落しました。
英国とのビジネス上での不利益はユーロ圏にとってはマイナス要因となりました。

ただ、ユーロ圏の経済規模は英国よりもはるかに大きく、今後の動向次第では上昇も十分に考えられます。
長期的な目線で見るとこれまで活動のハブを英国に置いていたEU側の企業が今後違う国に拠点を移す場合ユーロ圏の経済をむしろ底上げされるかもしれません。

まとめ

様々な思惑が絡まり、難航したEU離脱。
離脱することよりも、難航して情勢がわからなくなってきたときのほうが相場が下落したことには注目です。
これは米大統領選挙のときにも言えることで、決まらなかったことによる不安感で相場は下がりました。
相場に影響するのは結果だけでなく、そこまでの過程も重要と言えるでしょう。

EU離脱はひとまずは離脱完了という結果を迎えましたが、今後もユーロとポンドは注目していきたい通貨の一つです。
離脱後のこの先、相場がどのように変わっていくのかを見極めつつ、トレードの材料にしてみてくださいね。

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