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FXにおける資金管理で知っておきたい3つのこと


FXは投資ですので、預けた証拠金を増やしていくのが目的です。
増やすためには、当然資金が必要になります。
特にFXでは証拠金を元にレバレッジを設定するため、証拠金をいくら置いておくかの資金管理も重要になります。
今回はその資金管理の具体的な方法を解説いたします。

ポジションのエントリーの際には、証拠金が受ける影響を把握し、エントリー後の利益確定と損切の比率なども計算して常に事前に数値の管理をしておくことが重要です。

資金管理で知っておくと便利なのは以下のことです。
①ポジション取得に必要な証拠金額の計算
②ポジション取得後に変化する証拠金維持率計算
③資金を減らさないためのトレード方法

必要証拠金

FXトレードはFXブローカーに、担保になる証拠金を預け、トレードが開始できます。
そして、取得したポジション数や通貨ペアのレート変動に応じて、必要証拠金額と証拠金維持率も変化をします。
保有通貨ペアの必要証拠金計算は、先に来る通貨の対円レートで証拠金額は決まります。

例えば、EUR/USDの場合は、ユーロに対する日本円の価格ですので、EUR/JPYの価格がEUR/USDを1通貨保有するのに必要な金額になります。

必要証拠金は以下の計算式で計算します。

必要証拠金=保有ポジション建値×保有枚数÷レバレッジ

必要証拠金はレバレッジのサイズで変わります。EUR/USDの場合の必要証拠金をレバレッジ国内FX業者25倍の場合と海外FX業者1000倍で比較してみましょう。
※1ドル100円と1ユーロ120円で計算

通貨ペアUSD/JPYEUR/USD
レバレッジ25倍1000倍25倍1000倍
保有数0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)
必要証拠金額4万円1,000円4.8万円1,200円

証拠金維持率

ポジション取得後は、証拠金維持率が変化していきますので、常時監視をしましょう。

証拠金維持率の計算方法は以下になります。

証拠金維持率=(口座合計+合計評価損益)÷(必要証拠金×ポジション保有数)×100

上記と同じ条件で、口座残高が10万円だった場合の証拠金維持率は以下のようになります。

通貨ペアUSD/JPYEUR/USD
レバレッジ25倍1000倍25倍1000倍
保有数0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)
必要証拠金額4万円1,000円4.8万円1,200円
証拠金維持率250.00%10000%208.33%8333.33%

しかし、実際には1ドル100円と1ユーロ120円で固定されることはないため、レート変動により保有ポジションの必要証拠金額、証拠金維持率は刻々と変わります。
レート変動の際に注意しなきゃいけないのがロスカットです。
国内FX業者はロスカット水準が100%未満の会社が多いです、一方海外FX業者は20%未満の会社が多いです。

10万円の口座残高で、1ドル100円の時に、ドル円0.1Lot=1万通貨(100万円分)を保有して、レートが何ピップス下落すると、ロスカットされてしまうのかを表にしました。

通貨ペアUSD/JPY
レバレッジ25倍1000倍
保有数0.1Lot(1万通貨)0.1Lot(1万通貨)
必要証拠金額4万円1,000円
証拠金維持率250.00%10000%
ロスカット水準100%未満20%未満
ロスカット金額93.75円(625pips下落)90.018円(998.2pips下落)
評価損益-62,500円-99,820円
ロスカット時の残金37,500円180円

レバレッジ25倍の国内FX業者の場合は、6円25銭の下落でロスカットされてしまいますが、残高は37,500円残ります。
レバレッジ1000倍の海外FX業者は、9円98.2銭下落までロスカットされませんが、ロスカット時の残金は180円しか残りません。

資金管理を減らさないためのトレード方法

リスクリワードで口座資金を守る

ポジション注文時に、必ず損切設定 (S/L=ストップロス)と利益確定設定(T/P=テイクプロフィト)を同時に出しましょう。
1回のトレードで許容可能な損失額の設定と、求める利益額を事前に設定する、リスクコントロールトレード方法です。
リスクリワードを1対3とした場合に、リスク1に対して、リターンが3を狙えるポイントを探して、エントリーをします。

上記画像はリスクリワード1:3に設定したエントリーの仕方です。
短期移動平均線12日と中期移動平均線26日が交差した、ゴールデンクロスでロングエントリーをします。
損切位置は直近最安値103.184円に設定します、25pips下落でロスカットされます。
利益確定ポイントは75pips上昇時の104.159円に設定して結果を待ちます。

損失額の許容範囲を決める

次は、預けた証拠金の残高から、許容可能な損失額を決めます。
1回のトレードに許容可能な損失額の範囲を1%~5%に設定しましょう。
リスクを大きく取り過ぎると、チャレンジ回数が減り、少なく取ると即ロスカットされるため、バランスが重要です。

預入証拠金=30万円の場合、リスクリワード=1:3、トレード回数=10回の条件で許容損失を3%にした場合と5%にした場合の利益と損失の額を表にしたのが以下です。

勝率20%30%50%
許容損失3%5%3%5%3%5%
リターン327,000円45,000円27,000円45,000円27,000円45,000円
リスク 19,000円15,000円9,000円15,000円9,000円15,000円
利益金額54,000円90,000円81,000円135,000円135,000円225,000円
損失金額-72,000円-120,000円-63,000円-105,000円-45,000円-75,000円
合計残高282,000円270,000円318,000円330,000円390,000円450,000円

設定した条件であれば、リスクリワードを1:3に設定して、勝率30%以上をキープできれば、口座残高は増えていくことになります。

まとめ

利益とリスクは表裏一体です。
FXに勝つための手法は大事ですが、資金を守りつつ増やす戦い方をしませんと、いずれは資金を全て失いかねません。
相場はフラッシュクラッシュの様な想定外の事象がいつ発生するか不確定な場所です。
ロスカットはマイナスの損失を防ぐための予防線ではありますが、ロスカット任せにしてしまうと自分のタイミングでトレードをすることもできません。
どんなトレード方法であっても損切設定は、忘れずにしておきましょう。

複数のポジションを持っておきたいときなどは、損切などの設定をわかりやすくするために複数のFX会社の口座を持っておくのもおすすめです。
長期でのトレードと短期でのトレードを別々に管理したいときなど、トレード方法毎にFX会社を変えてみるという方法をとっているトレーダーも少なくありません。
白熱教室おすすめのFX会社ランキングもぜひ参考にしてみてくださいね。

 


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