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円安により総じて上昇した10月の為替相場


インフレ期待の上昇による実質金利低下で円安が進行し、10月のクロス円各相場が総じてアップトレンドとなりました。
この高値圏での推移が今後どうなっていくか注目です。

ドル円

10月のドル円は総じてアップトレンドとなりました。
10月 20日に 2017年 11月以来の高値となる114.69円の後は、伸び悩んでいるものの以前高値圏を持続しています。

これは米国の金融政策の正常化からのドル高の影響もありますが、円安の効果によるものが大きいです。

円は名目金利よりも実質金利との相関が高く、イ ンフレ期待の急上昇による実質金利の低下もこの急騰の大きな要因と見られています。

9 月以降の原油や天然ガス、石炭の先物相場の高騰、サプライチェー ンの正常化の遅れに加えて、多くの国や地域での行動制限の緩和が行われていることもインフレ期待の上昇に影響しています。

10月31日に行われた衆議院選挙は開票前から自・公が過半数議席を獲得するとの見方が強く、政策の連続性が保たれる安心感はあるものの経済の劇的な好転への期待感はなく、総選挙を材料に相場が大 きく動く展開とはなりませんでした。

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ユーロ円

ユーロ円は月初に 129.02 で寄り付いた後、6 日には安値 128.36 をつけた後上昇し、20 日には6 月 16 日以来となる高値 133.48 まで続伸しました。

ドル円同様、インフレ期待の上昇による実質金利低 下を受けた円安進行による反発が起こったと見られています。
月末にかけて調整が入り131 円台後半まで値を戻しましたが、そのまま高値圏を維持しています。

ユーロ圏では 1 回目のワクチン接種を完了した人の割合が約 7 割 に上っていますが、足元では新型コロナウイルスの感染者数が再び増 加傾向にあります。
この傾向が続けば、経済活動が再び制限される可能性もあるため、注意しておきましょう。

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ポンド円

ポンド円は 150.16 で寄り付くと、安値 149 円台前半まで値を下げましたが、その後は円安圧力に加えてBOEによる早期利上げ観測も重なり、上昇基調に転じました。
20 日 には 158 円台前半まで上昇した後、月末にかけて一時 155 円台後半 まで反落した後、156 円台後半で推移しています。

ポンドに大きく影響を与えたのがBOE関係者と総裁の発言です。
チーフエコノミストは物価上昇に対する懸念を表明し、タカ派の金融政策委員会(MPC)は「市場参加者が、従来よりも早期の利上げを織り込 み始めていることは適切だと思う」と発言しています。
一方ハト派の委員は物価上昇は一 時的との姿勢を堅持していますが、17 日のベイリー 総裁が政策対応の必要性を示唆したことにより、金利は一段と上昇し、ポンド上昇の要因となりました。

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豪ドル円

10月の豪ドル円は円安の進行にも後押しされる格好で大幅上昇となりました。
11 日に直近 9 月高値の 82 円絡みを上抜けると、21 日に、2018 年 2 月以来となる 86 円台に到達しています。
一旦、上値を抑えられてたものの高値で推移しています。

高値推移の要因の一つは豪州の新型コロナ対策の転換です。
ワクチン接種が進んだことにより、シドニーやメルボルン、首都キャンベラといった各都市での ロックダウンが順次解除されていきました。
ゼロコロナからウィズコロナに転換したことで、経済活動の再開への期待感がふくらみ、対円以外も豪ドルは強含みとなりました。

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