トレード開始前に環境認識を行うことは、大変重要な作業になります。
マルチタイムフレーム(MTF)分析をすることで、トレンドの強弱やサポートライン・レンジスタンスラインの効力の加減も掴むことが出来、今後マーケットが向かう先のシナリオ作りに役立ちます。
マルチタイムフレーム分析の解説はこちら
→マルチタイムフレーム分析を使った環境認識をマスターして勝ちのシナリオを見つけよう
「HT_Higher_Candle」は使っている時間軸のチャート上に、上位時間軸のローソク足を同時に描画することで、相場の大きな流れの中での現状を掴むことが出来ます。
今回は、「HT_Higher_Candle」の紹介と使い方を解説いたします。
「HT_Higher_Candle」とは
HT_Higher_Candleインジケーターは、短期時間軸のチャート上に、上位時間軸のローソク足を表示することが可能になります。
マルチタイムフレーム分析をする際に、大いに役立ちます。
例えば、1時間足チャートに日足チャートを同時に描画することで、短期トレンドと長期トレンドを同時に見ることが出来ます。
HT_Higher_Candleのセットアップ
下記アドレスへ移動し、ユーザー登録しますと無料でダウンロードが出来ます。
https://www.gogojungle.co.jp/tools/indicators/11944
セットアップ方法は、下記の手順で行ってください。
保存された「11944_HT_Higher_Candle.zip」を展開しますと2つのファイルがあります。
「HT_Higher_Candle_V1.04.ex5」
MT5用になります。
「HT_Higher_Candle_V1.15.ex4」
MT4用になります。
今回はMT4用インジケーターを紹介します。
HT_Higher_Candleの設定方法
時間足:1時間(デフォルト)
1日に変更すると日足に変わります。
表示スタイル:ローソク足(デフォルト)
実体のみ
四本値ライン
始値ライン
塗りつぶし:false(デフォルト)
trueにするとローソク足が同色で塗りつぶされます。
<実態>と<ヒゲ>の項目
カラー・線種は任意に変更できます。
<表示切替ボタン設定>
切替ボタン:true(デフォルト)
Falseにするとボタンは消えます
配置の細かい設定とサイズ・カラーなどが変更できます。
<適用時間足>
MT4の標準時間足だけでなく22種類の時間足表示をすることが可能です。
true→表示
false→非表示
デフォルト設定で構わないと思いますが、細かく時間軸を使われたい方はtrueに変更してお試しください。
HT_Higher_Candleの操作方法
1時間足チャートに「日足」のHT_Higher_Candleを描画させています。
切替ボタンを押しますと、HT_Higher_Candleの時間足が切り替わり、「4時間足」や「週足」へも変更することが出来ます。
同じく、15分足チャートに「30分足」や「1時間足」のHT_Higher_Candleを描画させることも出来ます。
HT_Higher_Candleをトレードに活かす使い方
使い方はHT_Higher_Candleで前日始値・高値・安値・終値が一目でわかりますので、サポレジトラインやトレンドラインとして利用が出来ます。
上記画像はUSD/JPY1時間足チャートに日足のHT_Higher_Candleを描画させています。
①は前日の始値まで上昇しましたので赤色●位置でショートエントリーをし、70pipsの取得になります。
日足の下落トレンド途中の、戻り売り位置になります
②は上昇していた価格が前日終値まで下落しましたので、青色●位置でロングエントリーをし、40pipsの取得になります。
短期トレンド転換語の押し目買いになります。
③は前日終値、青色●位置でロングエントリーをし、60pipsの取得になります。
④は前日終値まで下落してきましたので赤色●位置でショートエントリーをし、60pipsの取得になります。
まとめ
HT_Higher_Candleは短期ローソク足に、長期時間軸のローソク足を描画させることで、マルチタイムフレーム分析が可能になります。
また、前日始値・高値・安値・終値が一目で分かり、売買サインとしても使用できます。
時間軸の切替ボタンをクリックするだけで、色々な時間に切り替えができ、瞬時に上位足の状況が確認でき便利です。
<HT_Higher_Candleのインジケーターを追加できるMT4が使えるおすすめのFX会社>
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