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このトレンドはいつまで続く?「日柄分析」の重要性に注目!


FXトレードをしている人は、縦軸(価格変動)には敏感に反応しますが、横軸(日柄分析)はあまり気にしない人が多いです。
トレンドに乗れても、価格の進行とともに、このトレンドは「いつまで続くだろう?」「まだ続くだろうか?」「いや、もう終わるのではないか?」と不安を持つ人も多いと思います。
この「いつまで」「まだ」「もう」などは日柄(横軸)分析をすることで先の相場を想定することが出来ます。

日柄分析(横軸)とは

日柄分析は時間の経過を分析の対象とし、現在のトレンド或いはレンジ相場がいつまで続くか相場が変化する期間を予測する分析法になります。
日柄分析のテクニカル指標としては、一目均衡表の「時間論」が代表的な日柄分析法になります。

一目均衡表の「時間論」

基本数値

一目均衡表の時間論は、転換日を基準にして一定のサイクルで相場が変化すると定義しており、一定のサイクルを構成する「基本数値」を決めています。
基本数値の中でも変化や転生を支配するとされている「9、17、26」の数値は特に重要な数値とされています。
一目均衡表の「基準線、転換線、遅行線、先行スパン1、先行スパン2」もこれらの数値と関わりがあります。

<一目均衡表の代表的な基本数値と呼称>

9:一節
17(9+9-1)
26(9+9+9-1):一期
33(17+17-1)
42(17+26-1)
65(33+33-1)
76(26+26+26-2):一巡
226(76+76+76-2):一環
676(226+226+226-2):一巡環

-1・-2するのは基本数値を足し合わせた部分に重なりが生じる為です。
重要な転換点から33・42・65・76日前後は変化日に当たり、特に重要な基本数値になります。
変化日は相場の天井や底値になるケースは多いですが、トレンド転換日とは限らず、更にトレンドが加速する場合もあります。
他に、2本の先行スパンが交差する日(雲がねじれる日)も重要な変化日とします。

◆上昇相場
一波動を一節(9日)、中間の押し目と最後の一波動と大底からの一波動を二節(17日)、それを基本数値とします。
波動は長くても129日か172日で転換すると考えられています。

◆下落相場
第一波動を33日とし、一節、二節は一時的な止まり値や中間の戻り値で、出現することが多いとされています。

対等数値

対等数値は、相場の上昇または下降に要した日数をベースに、重要なピークやボトムから数えて変化日を予想します。
対等数値は基本数値の数字にこだわらず、過去の変化日から次の変化日の期間を割り出します。

トレンドの転換点

トレンド転換は、「価格」と「時間」の均衡点で起ることが多いと、一目均衡表では捉えます。
「価格」は値幅観測論で算出したターゲット価格を出し、「時間」はここまで解説してきました日柄になります。
つまり、一期二節(42日)後の相場価格と、値幅観測論(上記画像ではNT計算値)で算出したターゲット価格が一致した場合にトレンド転換が起きる可能性が高いと考えます。

値幅観測論についてはこちら
的確に価格の伸びを想定する「値幅観測論」

まとめ

今回、トレンドの継続はいつまで続くのかを探る方法を、横軸をテーマに書いてきました。
トレンド転換日の前には変化日があり、変化日では押し目買い(戻り売り)のチャンスになる場合があり、あるいは更にトレンドが加速する場合もあります。
変化日には基本数値があり、特に転換点から33・42・65・76日前後は、重要な日数になります。
トレンド転換日を見つける為には、価格の波動も大きく影響し、値幅観測論で出した値と、日柄分析で出た終値が合致した時にトレンド転換が起きる可能性が高いと一目均衡表では判断します。
トレードの際には日柄もぜひ意識してみてください。

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