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スプレッド縮小の火付け役?!業界最狭を目指すゴールデンウェイ・ジャパンのスプレッド


10月はスプレッド革命とも言えるほど、各社でスプレッド縮小の動きが盛んになりました。
この縮小モードの先陣を切ったのがゴールデンウェイ・ジャパン、旧FXトレード・フィナンシャルです。

スプレッド

そもそもスプレッドとは売値と買値と差額のこと。
手数料無料がほとんどのFXでは、スプレッドが実質各会社に入る手数料の代わりとなっています。
そのため、スプレッドの設定は各社さまざま。
FX会社の比較ランキング一覧表のドル円のスプレッドを見てもわかるように、スプレッドの幅は約1銭近くになることもあります。

1銭分のスプレッド差というとピンとこないかもしれませんが、取引単位1万通貨で100円の手数料の開きがあることになります。
10回取引を行うと1000円分多く手数料が発生することになり、トータルプラスにするためにはその分の利益を出す必要があります。デイトレードやスキャルピングなど、取引回数の多いトレーダーにとっては特に無視できない金額です。

10月のスプレッド縮小

FX会社によって幅のあるスプレッドの設定。
SBIFXトレードが0.27銭まで通貨単位によって限定的に下げていた時期もありましたが、基本的には「ドル円0.3銭が最狭スプレッド」というのが日本のFX会社では一般的となっていました。

この定説が覆ったのが10月15日の各社からのスプレッド縮小のニュースでした。
DMM.com証券外為ジャパンなどが、一斉に「ドル円0.2銭のスプレッド」を打ち出してきたのです。
15日以降もスプレッドを下げる会社や、対抗してスプレッド縮小キャンペーンを行う会社などが続き、スプレッドの縮小が一層広まり、10月末の現在では、「スプレッドの狭い会社=ドル円0.2銭以下の会社」という認識になりつつあります。

参考:すべてのトレーダーに朗報!10/15以降の各FX会社のスプレッド縮小まとめ

スプレッド縮小のきっかけを作ったゴールデンウェイ・ジャパン

このスプレッド縮小の動きは実は10月15日より前に始まっていました。
それがゴールデンウェイ・ジャパンが9月25日に発表した日本史上最狭水準のスプレッドへ挑戦というお知らせです。

今までもキャンペーンでドル円のスプレッドが0.3銭以下になることもありましたが、通常スプレッドの引き下げは珍しく、0.3銭の暗黙の壁があったドル円のスプレッドを0.2銭固定に引き下げるという発表は業界を驚かせました。
さらにゴールデンウェイ・ジャパンはその翌日26日に「日本 No.1 最狭スプレッド挑戦計画」を発表しています。
ゴールデンウェイ・ジャパンの公式HPの説明によると、計画の概要は

FX業界他社のスプレッド水準が、当社が独自に定めた条件及び基 準による検証の結果、低スプレッド水準にあることを認定した場合には、原則として、すみやかに最狭ないし同等のスプレッド水準を回復すべく、予め定めた手順に従い、対象通貨ペアの売買スプレッドを縮小いたします。

とのこと。
家電量販店でおなじみの「他店より1円でも安い場合はお値下げします!」というアレですね。
ドル円にばかり注目していましたが、対象通貨はドル円の他に、ユーロ円、ポンド円、豪ドル円、ユーロドルの5通貨。
しかもドル円、ポンド円、ユーロドルは同等ではなく他よりも狭いスプレッドを目指すそう。
スプレッドでは主要通貨はゴールデンウェイ・ジャパンを選んでおけば間違いない、という状態になりそうです。

そして起こった10/15からのスプレッド縮小祭り。
最狭スプレッド挑戦計画の発表から1ヶ月もたたないうちに他のFX会社がドル円スプレッド0.2銭に縮小してきました。
この動きをうけてまたもやゴールデンウェイは動きます。
翌日16日に発表したのが、なんとドル円スプレッド0.1銭という驚きの数字。

こじるりも2度ビックリです。

キャンペーンを除けば、晴れてゴールデンウェイ・ジャパンがドル円スプレッド最狭の座に返り咲きましたが、注目したいのはその後の動き。
もしほかのFX会社が固定0.1銭を打ち出してくれば、「日本 No.1 最狭スプレッド挑戦計画」の宣言どおりゴールデンウェイはさらにスプレッド縮小を余儀なくされることに。
他のFX会社も0.1銭にも追従してくるのか、そこまでは無理と逆に拡大してしまうのか・・・?!

トレーダーにはメリットしかない、スプレッド競争。
ゴールデンウェイ・ジャパンと周りの会社の行方が楽しみですね。

スプレッド縮小の注意点

このスプレッド縮小ですが、1点注意しなければいけないことがあります。
それが適用時間です。
いくら原則固定のスプレッドが狭くても、適用時間外であれば提示されたスプレッドから大きく開いて取引がされてしまう場合もあります。
スプレッドを重視する際は表示されたスプレッドの値を比較するだけでなく、自分がトレードを行う時間帯が適用時間帯に含まれているかどうかもチェックしておきましょう。

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