トレンド転換を早くに察知でき流れに乗れれば、大きな利益につながります。
しかし、現在発生しているトレンドがいつまで続き、どこで転換になるのか大半のトレーダは苦慮しています。
今回紹介する、「SnakeForce」はトレンド転換を一早く掴めるように設計されています。
SnakeForceとは
SnakeForceは、ヒストグラムで描画する様子から、ぱっと見はMACDと似たスタイルのオシレーター系インジケーターに見えます。
しかし、元となる値の求め方にLWMA(線形加重移動平均線)を使用しており、トレンドが転換する兆候を早く察知し、サブウインドウに緑色と赤色のヒストグラムで描画するところが大きな特徴です。
0ラインより上は強気相場になり、ヒストグラムは緑色で表示されアップトレンドの強さを、ヒストグラムのバーの伸び具合と数量、更に太さで表わします。
緑色のバーが細いバーが連続し減少してきますと、アップトレンドが弱まりトレンド転換へ向かいます。
0ラインより下は弱気相場になり、ヒストグラムは赤色で表示されダウントレンドの強さを、ヒストグラムのバーの伸び具合と数量、更に太さで表わします。
赤色のバーが細いバーになり減少してきますと、ダウントレンドが弱まりトレンド転換へと向かいます。
SnakeForceをMT4に表示する方法
SnakeForceはMT4には含まれていませんが、下記サイトからダウンロードができます。
※無料のインジケーターですので、ご自由にお使いいただけます。
https://www.abysse.co.jp/mt4/indicator_name_s.html
インジケーターのダウンロード方法はこちらの記事で解説しています。
→FXで役に立つインジケーターMT4を使いこなす!
SnakeForceの使い方
SnakeForceの特徴は下記になります。
・ヒストグラムが0ラインより上に描かれている⇒上昇相場
・ヒストグラムが0ラインより下に描かれている⇒下降相場
・ヒストグラムのバーが太い⇒トレンドに勢いが有る
・ヒストグラムのバーが細い⇒トレンドが転換する予兆
・相場への対応⇒レンジ相場は苦手
<SnakeForceの売買ルール>
赤色ヒストグラムに太いバーの出現⇒ショートエントリーのサイン
赤色のヒストグラムが細いバーに変わる⇒緑色の太いバーが現れロングエントリーのサイン
緑色ヒストグラムに太いバーの出現⇒ロングエントリーのサイン
緑色のヒストグラムが細いバーに変わる⇒赤色の太いバーが現れショートエントリーのサイン
※値幅の小さいレンジは避ける
SnakeForceの検証
上記画像はUSD/JPY1時間足チャートのサブウインドウにSnakeForceを描画させています。
①・③・⑤は赤色の太いバーが細いバーに変わりました、ロングエントリーのサインになります。
①は160pips、③は300pips、⑤は150pipsの取得になります。
②・④・⑥は緑色の太いバーが細いバーに変わりました、ショートエントリーのサインになります。
②は90pips、④は250pips、⑥は途中ですが100pips、の取得になります。
SnakeForceとMACDの比較
上記画像は前項で使用したUSD/JPYチャートの中段にSnakeForce、下段にMACDを描画させています。
①はSnakeForceとMACDは同じ位置で、ロングエントリーのサインを出しています。
②はSnakeForce よりMACDはローソク足2本遅れて、ショートエントリーのサインが出ています。
③もMACDはローソク足4本遅れて、ロングエントリーのサインが出ています。
④もMACDはローソク足3本遅れてショートエントリーのサインが出ています。
⑤もMACDはローソク足3本遅れて、ロングエントリーのサインが出ています。
エントリーポイントに対して、殆どの位置でSnakeForceが先に売買サインが出ているのが分かります。
まとめ
今回、SnakeForceの紹介と使い方を解説しました。
SnakeForceは値の求め方にLWMA を使っていることで、MACDよりも価格変動に対する反応が早く、売買サインも早く現れることが検証結果からも分かりました。
MACDと使い分けて活用してみてくださいね。
MACDの使い方はこちら
→エントリーポイントや決済ポイントとしても使えるインジケーターMACD
<MT4が使えるおすすめのFX会社はこちら>
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