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相場が揉み合った価格帯を知らせる「level_sensor_116」


過去に幾度も価格が揉み合い、進行が止められた価格帯はサポレジラインとして機能します。
今回紹介する「level_sensor_116」は、揉み合いの度合いをヒストグラムバーの長さで表わします。
エントリーやクローズのサポートとして使えるかを検証します。

level_sensor_116の役割

FX相場は市場参加者の同意が多い方へレートが進行していきます。
買いが多ければ、価格は上昇していき、売りが多いと下落していきます。
買いと売りが拮抗すると、レンジ相場になります。
強い買い圧力で上昇していた相場も、いずれは買い圧力と売り圧力か均等になり価格の上昇は止まります。
そして、買っていた人の利確や、売り圧力の増加で価格は下落していきます。

level_sensor_116は売買が揉み合った価格帯の強弱をヒストグラムバーの長さで表してくれます。
市場参加者の思惑が多いに絡み合った場所になります。
ヒストグラムバーは現在価格の近辺に描画されますので、今の価格はどの地帯にいるのかがすぐに分かります。
重要なサポレジラインに価格が掛かった時に、ブレイクするか反転するかがダイレクトに見て取れ、ポジションのエントリーやクローズを判断する手助けになります。

level_sensor_116.mq4をMT4に表示する方法

level_sensor_116はMT4の標準インジケーターには含まれていません。
無料のインジケーターをダウンロードして使います。

→詳しいダウンロード方法はこちら
FXで役に立つインジケーターMT4を使いこなす!

◆level_sensor_116のダウンロード
https://www.abysse.co.jp/mt4/indicator_image_chart2_04.html
ダウンロード後ファイルは所定位置に移動させてください。

<level_sensor_116の設定>

MAX_HITORY:ローソク足の本数
※本数を大きくすると対象期間が増える
STEP:対象価格(デフォルトは1)
※数値を大きくすると対象価格が絞られる

level_sensor_116の使い方

上記画像は2022年4月26日EUR/USD1時間足チャートにlevel_sensor_116を描画させています。
現在位置②は抵抗帯と言えるほどのヒストグラムバーは現れていません、陽線が現れましたが下落は止められないと予想ができます。
①の四角に囲まれた一帯は強い抵抗帯になります。

過去チャートでlevel_sensor_116を検証

上記画像は2021年10月のEUR/USD15分足チャートにlevel_sensor_116を描画させています。
パラメーターを以下にして細かくみていきます。
・MAX_HITORY:1000
・STEP:100

①の位置は、上値を1.15611のlevel_sensor_116レジスタンスラインで押さえられて、下値は1.15512のサポートラインで支えられて小幅な揉み合い状態でした。
②は一段上がりましたが、1.5711のレジスタンスラインに押さえられて、下値は1.15512のサポートラインで支えられて揉み合い状態になっています。
※時間を進めてこの後の進行を見ます。

次のシーンでは、更に一段上1.15811と先程のレジスタンスラインの1.15611がロールリバーサルされサポートラインとして機能しています。
level_sensor_116のサポレジラインが十分に機能して、価格の進行が止められ揉み合い相場になり易いことがよく分かります。

他のサポート&レジスタンスラインインジケーターと比較

サポレジラインを引いてくれるインジケーターは複数存在します。
ここでは、Support_and_Resistance_.mq4とlevel_sensor_116を比較をしてみます。

上記画像の赤色横線がレジスタンスラインで、青色横線がサポートラインを表しています。
画像をご覧いただきますと分かると思いますが、反転した部分全てにサポレジのラインが引かれています。
サポレジの効能は、何度サポレジポイントで止められたかが重要になりますので、全てにラインを引いてしまいますと意味をなさなくなります。
上記画像の三角マークは「Fractals」の反転ポイントを表しています。

Fractalsの解説はこちらから
トレンドの転換点を見極める「Fractals(フラクタル)」

Support_and_Resistance_.mq4のサポレジラインとFractalsの三角マークは全く同位置に描画されています。

まとめ

今回、過去に揉み合った価格帯を縦表示のヒストグラムで描画する、level_sensor_116を紹介し使い勝手を解説しました。
level_sensor_116はチャートの現在レート真横にヒストグラムが表示されるので、サポレジラインに価格が届いた時に進行が止まり反転するのか、或いはブレイクして進んで行くのかが確認しやすいテクニカル指標です。
サポレジラインを引いてくれるインジケーターは他にも数多くありますが、「Support_and_Resistance_.mq4」との比較でもわかったとおり、ラインの描画数はlevel_sensor_116の方が調節しやすいことがわかりました。
パラメーターの設定によってはローソク足がチャート画面とかぶって見辛くなりますので、相場に合わせて設定を調整することが必要です。

<MT4の使えるおすすめのFX会社>

ゴールデンウェイ・ジャパン

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