twitter instagram

※当サイトには広告が含まれます。

アリゲーターを使っている人必見!ゲーター・オシレーターの使い方


ワニの口が開いたり閉じたりすることで、FX相場に影響があることをご存知でしょうか?
そのテクニカル指標は「アリゲーター」といいます。
アリゲーターの解説はこちら
3本の移動平均線をワニの口に見立てる「Alligator」でトレンドを判断
今回、アリゲーターをヒストグラムで、サブウインドウに描画する「ゲーター・オシレーター」を紹介いたします。

ゲーター・オシレーターとは?

ゲーター・オシレーターはアリゲーターをヒストグラム化したもので、平滑移動平均(SMMA)の収束&拡散状況をヒストグラム化することで、相場の売買圧力を示します。
ゲーター・オシレーターは、0(中央の線)から上下にバーが出ており、2本の差を計算してヒストグラムにしています。
上に向いているバー(プラス側)はアリゲーターのジョーズとティースの絶対差(SMMA13とSMMA8の差)であり、下に向いているバー(マイナス側)はティースとリップスの絶対差(SMMA8とSMMA5の差)を表しています。
ヒストグラムのバーが前のバーより短ければ赤色になり、前のバーより長ければ緑色で表示されます。

ゲーター・オシレーターをチャートに表示させる方法

ゲーター・オシレーターはMT4の標準インジケーターとして、「ビル・ウイリアムス」グループの中に登録されています。
MT4を起動させて、テクニカル分析をする通貨ペアを表示させて下さい。

メニューバーの「挿入」⇒「インディケータ」⇒「ビル・ウイリアムス」⇒「Gator Oscillator」をクリックします。
その後、設定ウインドウが表示されます。

Gator Oscillatorの設定

ジョーズ期間(顎):13日移動平均線、表示移動:ローソク足8本右に移動(ジョーズ)
ティース期間(歯):8日移動平均線、表示移動:ローソク足5本右に移動(ティース)
リップス期間(唇):5日移動平均線、表示移動:ローソク足3本右に移動(リップス)
種別:Smoothed(平滑移動平均、SMMA)
適用価格:MedianPrice(HL/2)高値と安値を足して割った値です。

色とバーの種類の設定は任意です。

ゲーター・オシレーターの使い方

アリゲーターの口が開閉している様子をゲーター・オシレーターはヒストグラムバーで表します。
ヒストグラムバーの色の変化は前のローソク足より安値になるとバーは短くなり赤色に変わります。

<ヒストグラムバーの特徴>

0より上にいるバー:アリゲーターの青色長期線(13日ジョーズ)と赤色中期線(8日ティース)の価格差
0より下にいるバー:アリゲーターの赤色中期線(8日ティース)と緑色短期線(リップス)の価格差
※0より下のバーの方が短期(8日と5日)価格差の為、下のバーの開閉が先行します。
※描画される0より上と下のバーの大きさでトレンドの大小が分かります。
※ゲーター・オシレーターとアリゲーターは併用して使用するケースが多いです。

①短い緑色と赤色バー短期に変わり、口は閉じたレンジ帯(ワニは眠っている)
この状態の時はポジションを持たずに待ちましょう。

②バーが多少長くなり3本線が揃う(ワニの目覚め)
この位置でロングエントリーをします。

③ヒストグラムのバーは長く伸び、口は完全に開き唇・歯・顎と並び、トレンドが出現(ワニは捕食しています)
ポジションの追加エントリーを検討し、利益拡大を目指します。

④トレンドの終焉となり口は閉じ始めました(ワニは満腹になり眠りが近付きます)
※ゲーター・オシレーターはトレンドの存在のみが表示され、トレンドの方向は表示しません。

Gator OscillatorとDMIを併用して検証

前項で使用したUSD/JPY4時間足チャートを使って検証します。
2段目がGator Oscillatorで3段目がDMIです。

DMIについてはこちら→トレンドの強さを表すADXとDMI

3本のSMMA線がクロスした位置(ワニの目覚め位置)でDMIは+DIが上昇しADXも上昇を始めていますので、ロングエントリーをします。
トレンドがハッキリと出ている範囲(ワニの捕食)で途中ADXは下げている位置も有りますが、青色線の+DIは桃色線の-DIを割り込みませんので継続してポジションを保有します。
ワニが満腹になりトレンドが終焉を迎える赤丸ポイントでクローズをしますと、310pipsの取得になります。

まとめ

今回、ゲーター・オシレーターの使い方を解説し、DMIと組み合わせて検証してみました。
ゲーター・オシレーターは相場の勢いは表示しますが、方向性を示しませんのでアリゲーターと併用します。
併用することで、アリゲーターの口の開き加減がヒストグラムバーの大小で描画され、非常に分かり易くなります。
更に、今回はDMIと併用してトレンドの強弱を測りながらトレードをする方法を書きました。
ぜひ併用してトレードに役立ててくださいね!

<ゲーター・オシレーターを利用するのにおすすめのFX会社>

ゴールデンウェイ・ジャパン

FXTF AUTO468x60
☆☆☆
白熱教室では毎週金曜朝7時にメルマガを配信しています。
キャンペーン情報のほか、トレードに役立つコラムや経済ニュースを載せていますのでぜひご覧になってくださいね。
メルマガの登録はこちらから

メルマガ詳細

 


x