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セオリーとは違うのはなぜ?!コロナウイルスでもUSDが買われる理由

2020年1月20日頃から金融市場や実体経済への影響が本格化した新型コロナウイルス。
日本円やスイスフランはリスクオフに強い通貨としてこのような事態では買われるのがセオリーですが、この両通貨よりも米ドルの方が買われている傾向になります。
では今回は、なぜセオリー通りにならなかったのでしょうか。

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【米の国家非常事態】コロナウイルスで混乱する為替相場への影響は?

日本時間の3月14日(金)4時半頃(現地時間3月13日14時半ごろ)、トランプ大統領が会見を行い「国家非常事態」を正式に宣言しました。

国家非常事態は、過去にも2009年にオバマ大統領成犬時に流行した新型インフルエンザ「H1N1亜型」が流行した時や、2019年2月にもトランプ大統領からメキシコの壁建設を目的として宣言されています。

では、今回の宣言はどのような社会的背景から宣言されたのでしょうか。
宣言が行われた背景と、宣言によって為替相場がどの様に動いたかを紹介します。

国家非常事態の内容と発令の背景

今回の国家非常事態の宣言の背景は、2020年1月20日頃から本格的に感染拡大の懸念が広まり始めた、新型コロナウイルス「COVID-19」への対応のためです。

今回の宣言についてトランプ大統領は会見を行っており、宣言による新型ウイルスへの具体的な対応として下記のような項目を挙げています。

・最大500億ドルの(約5兆4000億円)財政拠出も可能に。
・各州に緊急対応拠点の設置要請
・米国内の全病院に緊急時対応プランの実行要請

会見におけるトランプ大統領の発言内容は、東洋経済オンラインで紹介されており、自体への対応として、拠出される資金は「ウイルス感染の疑いがある患者の検査」「医薬品の配布」「救急隊員の増員」など、ウイルス感染拡大に経の対応に必要な分野へに当てるとしています。

特に、新型ウイルスの感染拡大による被害が甚大な地域に対しても、迅速な対応が可能となり、国内被害の収束に向けた本格的な対応が可能となります。

為替相場への影響

では、今回の国家非常事態宣言に対して、為替相場はどの様に反応したのでしょうか?

これまで楽観的な発言が繰り返されていたトランプ大統領からの正式な国家非常事態の宣言ということもあり、ドルストレートでは「USD売り」の展開が目立ちました。

◆EURUSD

EURUSDの為替相場は下記のような反応となっています。

こちらは、EURUSDの5分足チャートです。

「国家非常事態」宣言が行われた日本時間4時半頃にUSDが売られ始め、その後大陽線を付けながら、「USD売り」の傾向が続いています。

◆USDJPY

USDJPYの為替相場は、下記のような反応となっています。

 

こちらは、USDJPYの5分足チャートです。

こちらも、「国家非常事態」が宣言された日本時間4時半の足が「USD売り」となっています。

その後、直前のサポートラインによって反発されましたが、時間の経過につれて再び「USD売り」相場が再び始まっています。

◆USDCHF

最後に、日本円と共に逃避通貨とされるスイスフラン「CHF」とUSDの通貨ペアの値動きも見てみましょう。

こちらはUSDCHFの5分足チャートです。

CHFは「逃避通貨」なので、投資家たちが「投資資金をマーケットに晒すのは損失を被る危険がある」と判断する(=リスクオフ)と、CHFが買われます。

チャートを見ると宣言が行われた日本時間4時半頃に瞬発的に「USD売りCHF買い」となり、その後しばらく揉み合った後に、再び同じ相場が続いていきました。

まとめ

今回はトランプ大統領による国家非常事態宣言の概要と、為替相場の反応について実際のチャートを見ながら紹介しました。

これまでに新型コロナウイルスに対して楽観的な発言が多かったことと、米国内での感染拡大の本格化から、国家非常事態宣言は嫌気され、「USD売り」相場となりました。

さらに、日本時間16日早朝にはFRB(連邦準備制度理事会)は新型コロナウイルスを乗り切ると確信するまで金利を0%近辺に維持するとの見解を表明しました。
これを受けて日銀でも緊急の会合を行い、午後にも発表がある予定です。

マーケットのボラティリティ(値動き)が激しい相場では、何が起こるかわからないので、大きなポジションテイクは控えながら経済ニュースをチェックしてトレードを行うことが必要になってきます。

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